マンツーマンのこども英会話教室を検討する際の重要なポイントの1つが、1週間あたりの受講頻度。英語嫌いになっては本末転倒なので、お子様の様子を見つつ、適切な頻度で受講させたいものです。
当ページでは、お子様に英会話を習わせる際の受講頻度について考察してみました。
はじめて英語を習うお子様には、週1~2回ほどの受講頻度がおすすめです。
英語初心者の子供には、英語を学ばせることよりも、英語に慣れさせることを目的としたほうが理想的。初期段階で無理に何度も通わせると、英語嫌いになる恐れがあるのでご注意ください。
ただし、週1~2回のレッスンだけで、早期に英語が話せるようになるわけではありません。英会話教室で習ったことを自宅で親と一緒に復習したり、家庭学習用の教材で親と一緒に楽しんだりしながら、英語に対するお子様の姿勢がより前向きになってきたと感じられた段階で、受講頻度を増やすことも検討してみましょう。
英語初心者の段階をクリアし、ある程度の英単語や英語表現の知識が身についてきたならば、英会話レッスンの受講頻度を2~4回程度に増やすことを検討してみましょう
ただし注意したい点が1つ。英語中級者レベルとは言え、まだ子供である以上、英語初心者の時と同様に「英語嫌い」にさせてしまうことは避けなければなりません。
中級者レベルになると、単に「英語が楽しい」という気持ちだけではなく、習った通りに発音できなかったり英単語を効率良く覚えられなかったりなど、英語学習に対するストレスも芽生えがち。
これらのストレスも十分に考慮した上で、自然に受講回数を増やせるよう導きましょう。
一般英会話には特に困らない程度の英語上級者の子供には、週5~7回ほどの受講をおすすめします。1回あたりの時間数は短くても良いので、オンラインレッスンを利用するなどし、できる限り毎日英会話ができる環境を用意しましょう。
明らかに学校のクラスメートよりは英語が得意な状態と思われるため、その優越的な心理に乗せて、どんどん新しい英語を習得させていきましょう。
英会話を習得するためには、やみくもに学習するのではなく、学習の中身が重要です。ただし、いかに質の高い中身だったとしても、学習時間が足りなければ効果的に英語力を身につけられません。その点では、英会話教室での受講頻度も大事なテーマになるでしょう。
英語の受講頻度に一律の正解はありませんが、あえて理想を言うならば、「お子様が英語嫌いにならないギリギリのラインで、可能な限りたくさん受講させる」ことがおすすめ。受講料も考慮しながら、適切な受講頻度をよく検討してみましょう。