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子供が受けられる英語資格試験7種類のまとめ!

子供が受けられる主な英語資格試験を7種類ご紹介します。

ただ漫然と英語を習うよりも、時期の節目ごとに目標を設定して英語を習うほうが学習のモチベーションにつながるもの。それぞれの資格試験の特徴を理解し、お子様に合った試験を選んで学習意欲へつなげていきましょう。

英検Jr.

レベルとしては小学生向けの英語検定試験ですが、早期英語教育を受けている子供なら幼稚園児・保育園児でも受験が可能。難易度の低いほうから高いほうに「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3段階の試験が用意され、「合格」「不合格」という考え方ではなく、正答率が80%以上なら上の段階を受験するという考え方になります。

オンライン版とペーパー版のどちらかを選んで受験する仕組みで、受験料はブロンズ・シルバー・ゴールドの順に2,300円(2,500円)、2,500円(2,700円)、2,700円(2,900円)です(カッコ内はペーパー版)。 

年に3回の頻度で実施されています。

JAPEC児童英検

一般社団法人日本児童英語振興協会が主催している試験で、子供向けの英語検定試験としては特に古い歴史を持ちます。

検定の目的は生きた英語の習得。そのため、ライティングやリーディングよりも、むしろリスニングやスピーキングを重視した試験内容となっています。

グレードは1~6級までの6段階。受験級の目安としては、英語の学習期間が6か月~1年未満の子供は6級、4~6年未満の子供は1級です。

受験料はグレードに応じて2,500~3,100円。試験の実施頻度は年に1回となります。

JET

JETとは「ジュニア・イングリッシュ・テスト」の略語。TOEICやTOEFLEを開発したSteven Stupak氏が中心となり運営している資格試験なので、JETの合格者の次の目標は、半ば必然的にTOEICやTOEFLEとなります。

主な対象年齢は幼稚園・保育園年齢から中学生年齢まで。レベル別に5段階のテストが用意され、受験結果に応じて1級から10級までのいずれかのグレードが付与されます。

テストの段階に応じ、受験料は2,900~3,900円。年に4回の頻度で試験が開催されています。

ヤングラーナーズ英語検定

ケンブリッジ大学英語検定機構(イギリス)が主催している子供向け英語検定試験で、別名「ケンブリッジ国際児童英検(YLE)」。日本ではさほど知名度の高い試験ではありませんが、世界では最も知名度の高い子供向け英語検定試験と言われることもあります。

受験対象年齢は幼児から中学生までで、試験内容はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4領域。合否が判定されるのではなく、各領域のレベルを5段階で評価した成績証明書が発行されます。

受験料は6,100~7,250円。試験の実施頻度は年2回となります。

TOEFL Primary

子供向けとして用意されているTOEFL試験。TOEFLEは留学などの判定基準として世界的に信頼の高い試験として有名です。

TOEFL Primaryの試験内容はリーディングとリスニングの2種類。質問自体が英語で行われるため、一定の英語力を習得していなければ回答もできません。合否判定はなく、現状の英語力を客観的に評価するオフィシャルココアレポートが発行されます。

対象年齢は小学生から中学生まで。受験料は4,000円で、毎年6月と12月に試験が開催されています。

英語コミュニケーション技能検定試験

小学校での「外国語活動」で扱われている内容をもとにして構成されている検定試験。用意されているレベルは5級から1級までの5段階で、試験内容はリスニングが中心になりますが、3級以上には筆記試験も用意されています。

小学校で習った英語の定着率を図るための試験としては、受験する価値のある試験となるでしょう。合否判定はなく、受験した級の中でABCのいずれかの評価がなされます。

受験対象学年は小学生。受験料はグレードに応じ、2,530~2,970円。毎年6月と11月の年2回開催されています。

GTEC Junior

公立小学校で習っている英語内容をベースにした検定試験。学校で習った英語をしっかりと習得していれば、英語塾や英会話教室に通っていない児童でも十分にチャレンジできる試験となります。上位資格となる「GTEC」の前段階に位置づけられています。合否判定はなく、スコアとグレードで英語レベルが評価される仕組みです。

受験対象学年は小学3年生から中学2年生まで。公開会場はなく、学校・英会話教室などの単位で申し込んだ上、各学校・英会話教室等の生徒が受験する形式。受験日程は学校・英会話教室等が指定します。受験料は級に応じて4,180~4,730円です。

まとめ

子供が受けられる主な英語資格試験として7種類をピックアップし、それぞれの特徴や試験内容、受験料などをご紹介しました。

それぞれの試験は実施趣旨・目的が異なるため、必然的に出題内容や形式も異なります。そのため、受験する試験を選ぶときには、普段学習している内容や目的に近いタイプを選ぶことが大事。今後の英語学習に向けたモチベーション付けにもなる資格試験なので、ぜひ定期的にお子様へ受験させましょう。